【フクオカワル@九州大伊都キャンパス】
福岡市内の拠点を集約し、同市西区と福岡県糸島市にまたがる丘陵地に誕生した九州大の伊都キャンパス。解消されないアクセスの悪さが学生の大きな不満となっている。最寄りのJR九大学研都市駅からの公共交通機関は昭和バスに限られ、朝夕は混雑して休日は便数が激減する。かつてあった大学からの運賃補助はなく、さらに2月に値上げされたことが背景にある。解決策はあるのか―。(竹森太一)
梅雨の雲が空を覆った6月下旬の朝、駅前のバス停は長い行列が続いた。大学までは約5キロ、15分。「雨の日は(並んでいる人が乗り切れない)積み残しもある。近くの自転車通学生もバスを使うので…」。福岡市地下鉄・JR筑肥線から乗り継ぎ、約1時間半かけて福岡市内の自宅から通う2年の男子学生(20)は諦め顔で話した。...(以下有料版で、残り1913文字)
西日本新聞 2024/7/8 6:00 (2024/7/8 6:24 更新)
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【九大生、伊都キャンパスへのアクセス〝三つの不満〟 朝夕混雑、休日減便、高い運賃】の続きを読む